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屋根シリーズ1【トタン屋根】

塗装の豆知識 2021.08.19 (Thu) 更新

こんにちは。
長野県上田市の外壁塗装&屋根塗装専門店の サンテクペイント です。

 

本日は、【 トタン屋根 】についてお伝えさせて頂きます。

トタン屋根は、1950年代に主流であった屋根材で積雪や地震に強い特徴がありますが、耐久性が低いなどのデメリットがあるため、現在は、一部の地域以外では用いられません。

 

今回は、トタン屋根の特徴と、トタン屋根のメリットとデメリット、トタン・ガルバリウム・ブリキの違い、劣化症状を紹介します。

 

トタン屋根の特徴

トタン屋根は、金属屋根の一種で鉄板を亜鉛メッキで覆っている屋根材です。

1950年代の高度経済成長期に多く施工されましたが、現在は、東北や北海道など積雪地域以外では、ほとんど採用されていません。

 

トタン屋根のメリット

・施工費用が安い

建材が安く、施工が簡単で工期が短いため、施工料金が安い特徴があります。

 

・耐震性が高い

トタンは非常に軽い建材です。そのため、地震で揺れても影響を受けづらい特徴があります。

 

・積雪に強い

トタンは軽いので、屋根に雪が積もって重量が増えても、建物へかかる負荷が少ない特徴があります。

 

・雨漏りが起こりづらい

継ぎ目がすく兄為、雨漏りが起こりづらいです。

 

トタン屋根のデメリット

・耐熱性が低い

トタンは熱を通しやすい素材なので、夏は表面が高温になり、室内が暑くなります。

 

・防音性が低い

雨が打ち付ける音が大きく響き、室内に音が聞こえる場合があります。

 

・さびやすい

経年劣化や傷によってさびが発生します。特に傷があると、一気にさびが進行して広がっていくので注意が必要です。

 

・見た目が安っぽい

昔ながらの屋根のイメージが強く、スレートや瓦に比べると、高級感や重厚感は劣ります。

 

トタン・ガルバリウム・ブリキの違い

これらは、すべて金属の建材ですが、表面に施されているメッキの種類が異なるため、耐久性に違いが生まれてきます。

どの建材も傷がつくと、そこからさびが発生する特徴があります。

トタン

トタンのメッキは、亜鉛が主成分で、耐久年数は、約8~10年程です。

 

ガルバリウム

ガルバリウムは、アルミニウムと亜鉛で構成されていて、20年以上も耐久性があります。

 

ブリキ

ブリキのメッキは、スズからできていて、耐久性が非常に低いため、屋根材で使用されることはありません。

 

トタン屋根の劣化症状

・変色や艶の低下

変色や艶の低下は、塗装の樹脂が劣化しているサインで、塗装を検討する目安になります。

 

・チョーキング

チョーキングは、塗料に含まれる顔料が粉状になる現象で、塗料の樹脂が劣化しているサインです。塗装を検討する目安になります。

 

・カビやコケ

カビやコケが発生すると、塗膜の劣化が早くなるので注意が必要です。

 

・塗膜の膨れと剥がれ

塗膜の膨れと剥がれは、防水が機能していない状態なので早急な修繕が必要です。

 

・サビ

サビを放置すると、一気に広がって穴が開くので早急な修繕が必要です。

 

【屋根シリーズ1】どうでしたか?これから他にも屋根材を紹介していこうと思います!

屋根や外壁のことを知っていただき、これから長く住むお家のことを少しでも考えて頂けたら幸いです。

屋根・外壁のことについて、ご相談などありましたら是非弊社にお越しください!

 

 

 

記事をご覧頂き誠にありがとうございました。

これからも長野県上田市密着の外壁塗装専門店「サンテクペイント」を

よろしくお願い申し上げます。

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