屋根シリーズ3【ガルバリウム】
こんにちは。
長野県上田市の外壁塗装&屋根塗装専門店の サンテクペイント です。
本日は、【 ガルバリウム 】についてお伝えさせて頂きます。
ガルバリウム鋼板は、カバー工法でよく用いられる屋根材です。 今回は、ガルバリウム鋼板の特徴と、メリット・デメリット、劣化症状などについて紹介していきます。 |
ガルバリウム鋼板とは
ガルバリウム鋼板は、アルミニウムと亜鉛を主な原料にした金属板で、屋根材としては、カバー工法で用いられることが多いです。
ガルバリウム鋼板のメリット・デメリット
メリット
・さびにくい
金属の建材の中では、非常にサビに強いです。しかし、傷が発生した場合や、海が近いなどの立地条件によってはサビが発生します。
・耐震性が高い
ガルバリウム鋼板の重量は、日本瓦の8分の1程度、スレート屋根の3分の1程度で非常に軽いです。そのため、地震の揺れによる影響を受けづらく、耐震性が高い特徴があります。
・耐久性が高い
耐用年数が25~30年程度あり、耐久性が高い特徴があります。同じ金属屋根のトタンの耐用年数は、10~20年程度です。
・屋根勾配が緩くても設置できる
水はけがいいので、スレートや瓦よりも緩い勾配で設置が可能です。
デメリット
・防音性が低い
ガルバリウム鋼板は薄いため、音や振動が伝わりやすい特徴があります。特に、屋根勾配が緩い場合は、雨音が響きやすいので注意が必要です。しかし、カバー工法は既存の屋根に新しい屋根をかぶせるので、雨音が響くことはありません。
・遮熱性が低い
ガルバリウム鋼板は薄いので遮熱性能がなく、熱伝導率が高い特徴があります。そのため、夏は屋根が熱くなって、室内温度が上がりやすいです。そのため、断熱材の設置や遮熱塗料で施工することが多いです。
劣化症状
サビ
ガルバリウム鋼板は、サビにくい建材ですが、塗装の劣化や傷、塩害によってサビが発生します。また、他の金属や木材と接触すると劣化する「接触腐食」が起こる場合があります。接触腐食は、金属との接触で発生する場合は、電位によって電子が流れることが原因です。木材との接触で発生する場合は、木材の木酢液が原因で腐食が起こります。
色あせ
雨風などに晒されると、経年劣化で色あせが発生します。
ガルバリウム鋼板について知っていただけましたか?今までにもトタン屋根スレート屋根についても紹介しているのでぜひ読んでみてください!
記事をご覧頂き誠にありがとうございました。
これからも長野県上田市密着の外壁塗装専門店「サンテクペイント」を
よろしくお願い申し上げます。
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