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【ケレン作業】

塗装の豆知識 2021.10.10 (Sun) 更新

こんにちは。
長野県上田市の外壁塗装&屋根塗装専門店の サンテクペイント です。

 

本日は、【 ケレン作業 】についてお伝えさせて頂きます。

ケレンは、外壁塗装で作業内容がわかりづらい工程です。しかし、塗装の仕上がりを左右する重要な役割があり、不十分な場合は、どんなに良い塗料を使用していても、剥がれなどの施工不良が発生する可能性があります。

今回はそんなケレン作業について、ケレン作業の特徴・種類など紹介していきます。

ケレン作業とは

ケレン作業は、ヤスリや電動工具を使って、塗装面の塗膜やサビなどの付着物を除去する作業で、下地調整や素地調整とも呼ばれています。

 

ケレン作業の目的

ケレンは、塗装面に塗料を密着させる目的で行われています。汚れが不tyカウしたまま塗装を行うと、塗装面と塗膜の間に異物が入るため、密着が悪くなり塗膜が剥離する危険性があります。また、サビがある場合は、塗装直後は塗膜が密着していても、塗膜の下でサビが成長して2~3年で塗膜が剥がれる可能性があります。下塗りでサビ止めを塗装しても、ケレンでサビを根本から除去しなければ、剥がれの原因を除去することはできません。

 

ケレン作業を行うタイミング

ケレンは、高圧洗浄を行った後に行われ、高圧洗浄の水圧でも落としきれなかった汚れやサビ、旧塗膜をキレイに除去します。

 

ケレン作業の種類

ケレンは、塗装面の劣化の程度によって、作業内容が変わり、1種~4種までに分かれています。少ない数字ほど塗装面の劣化が大きい際に行われる作業になります。

1種ケレン

塗装面の劣化が最も大きい場合に行うけれんで、塗膜を除去して完全に下地を露出した状態にします。主に公共道路や橋の腐食や劣化が激しい場合に採用され、一般住宅で1種ケレンが必要なほど劣化が激しい場合は、建材の張り替えを行うため、1種ケレンが採用されることはありません。

施工は、強力な機械で研掃材を噴射して、塗装面のサビや汚れを除去します。これを「プラスト工法」と呼びます。吸引機も併用するので、作業音が大きい特徴があり、薬剤も併用する場合もあります。

 

2種ケレン

一般住宅では、最もサビが激しい場合に採用されるけれんで、ワイヤブラシやワイヤカップなどの電動工具を用いて、サビを塗膜ごと除去します。

 

3種ケレン

一般住宅では最も採用されることが多いけれんで、サビが比較的少ない場合に採用されます。

ワイヤーブラシやスクレーパーを使って、手作業でサビや浮いた塗膜を完全に除去しますが、サビていない既存塗膜は残ります。

 

4種ケレン

塗装面にほとんどサビがなく、状態が良い場合に採用されるケレンです。紙やすりやブラシを使い、手作業で汚れを落とします。

 

 

本日はケレン作業について紹介させていただきました。ケレン作業は作業内容がわかりづらい工程ですが、塗装の仕上がりを左右する大切な工程です。弊社でも大切にしています。

屋根・外壁塗装について、お考えになっている方いらっしゃいましたらぜひ弊社にお問い合わせください!お悩みになっていること、ご相談などお話しできたら嬉しいです。

 

 

 

記事をご覧頂き誠にありがとうございました。

これからも長野県上田市密着の外壁塗装専門店「サンテクペイント」を

よろしくお願い申し上げます。

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