【皆さんのお家の壁の材質は?~モルタル壁編~】
長野県上田市の皆さんこんにちは。
長野県上田市の外壁塗装&屋根塗装専門店の サンテクペイント です。
前回の記事では、現在主流となった「サイディング壁」についてお話ししましたが、本日は、【モルタル壁 】についてお伝えさせて頂きます。
1990年代まではモルタル壁が主流でしたので、築30年程のお家は圧倒的にモルタル壁のお家が多いのではないでしょうか。今となってはあまり見かけなくなったモルタル壁ですが、長い間使用されていたのは、モルタルにもたくさんの長所があったからなんです。 |
モルタル壁って?
モルタル壁は、水とセメントと砂を混ぜ合わせた素材で形成された外壁です。先日お話したサイディング壁はボードを貼っていきますが、モルタル壁は一軒ずつ手作業で職人さんが塗っていく工法になります。
サイディング壁はボード同士の継ぎ目ができてしまいますが、モルタル壁は継ぎ目がなくとてもきれいに仕上がります。芸術的でデザイン性が高く世界各国から人気が高い外壁構造の一種です。モルタルが普及したきっかけは関東大震災です。東京が焼け野原になってしまったことから、モルタルの不燃性が求められ、採用されるようになりました。
モルタル壁の種類
1.スタッコ
化粧漆喰とも呼ばれ、石灰とセメント、水、砂などを混ぜてドロッとした状態でモルタル壁に塗ります。一般住宅やマンション、ビルの外壁、ブロック塀などに現在でも多く使われています。乾くと強固になり耐久性・防水性があります。
2.リシン
リシンは細かく砕いた石や砂に樹脂やセメントなどを混ぜて「スプレーガン」を使って吹き付けていく方法(吹き付け)と、コテでリシンを塗り付けたあとにブラシなどで表面を掻き落とす(掻き落とし)という方法で塗装されます。細かい凹凸のあるデザインに仕上がります。リシンの吹付けは性質上クラック(ひび割れ)が起こりやすく、汚れもつきやすくなります。
3.吹き付けタイル
凸凹な表面が陶磁器のように滑らかな仕上がりになります。タイルと聞くと板を張り付けるイメージがありますが、張り付けるのではなくスプレーガンで吹付けていきます。表面に主材を吹付けたら、ローラー、コテなどで凹凸をつけていきます。作業工程が多く高い技術が必要な工法なので長年経験を積んだ経験豊富な職人さんい依頼すると良いでしょう。作業にコンプレッサーが使用されるので騒音が気になる点がデメリットではありますが、厚い塗膜で表面を形成するので、仕上がりに重厚感や高級感がでます。耐久性に優れ、ひび割れに強いというメリットがあります。
4.ジョリパット
ジョリパットは、素材のカラーの種類も豊富で多様な工法があるためさまざまなデザインを表現できる点がメリットです。耐候性、下地のひび割れに追従する可とう性、不燃性など多くの機能があります。デメリットとしては割れやすい点です。ジョリパット自体は弾力性があるのでひび割れには強いのですが、下地のモルタルがセメントで割れやすいため、ジョリパットもモルタルに引っ張られて割れてしまいます。
モルタル壁のメリット・デメリット
メリット
- 遮熱性、耐火性、耐久性に優れている
- サイディングと違い、コーキングの補修が必要ない
- 他の素材とは異なる味わいが出る
デメリット
- ひび割れができやすい
- ひび割れができると内部に水が侵入するため腐りやすい
まとめ
モルタルが普及されたきっかけや、メリット・デメリットご理解いただけましたでしょうか?現在はあまり見かけなくなってきているモルタルですが、単純に壁や天井に使用されるだけでなく、DIYなどに使用することもあります。特徴を知っておくとこれからの外壁の塗装計画や、お家を建てる際に役に立つと思います。
過去のブログでは他の種類の外壁についても紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください!
記事をご覧頂き誠にありがとうございました。
これからも長野県上田市密着の外壁塗装・屋根塗装専門店「サンテクペイント」を
よろしくお願い申し上げます。
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