塗装工事の見積書に書いてある「付帯部」って何?~付帯部の役割と塗装の重要性~
長野県上田市の皆さんこんにちは。
長野県上田市の外壁塗装&屋根塗装専門店の サンテクペイント です。
本日ブログを執筆させていただきます、湯澤です🍊
みなさん、「付帯部」ってご存知ですか?
付帯部とは、外壁や屋根以外の細かなパーツの事を言います。例えば雨樋・軒天・破風・帯板・水切り・灯油タンク・ベランダ・シャッターボックス・門塀などです。
付帯部はあまり劣化が気にならない場所も多いので、塗装工事を依頼する際に費用を抑える為に塗装をしないという方もいらっしゃると思います。
付帯部は本当に塗装が必要性を判断するのが難しいので、経験と知識が豊富な業者に調査をしてもらうと良いでしょう。
今日はそんな、あまり知られていない付帯部の塗装についてご紹介させていただきます。
付帯部の塗装の必要性
①素材を長持ちさせるため
塗料は塗装を施すことで、素材を保護し守ってくれる役割を担っています。雨樋は外壁や屋根のように紫外線や雨の影響を多く受けます。そのため劣化もはやく、劣化が進行すると破損してしまいます。
またベランダも防水塗装が施されていますが、長年雨に打たれたりしていると汚れやコケ・藻の発生が起きてしまいます。これも進行すると雨漏りの原因になることがあります。付帯部の劣化が進めば当然、外壁や屋根の劣化にも繋がります。
このようなことを防いで、素材を長持ちさせるために付帯部でも塗装は必要なのです。
②美観を保持するため
付帯部も環境による影響を受けているので、色褪せが起こります。すると、美観が損なわれて仮に外壁だけ塗装をしてもかえって目立ってしまうでしょう。
外壁や屋根の塗装をするのであれば、付帯部も一緒に綺麗にしてあげることをオススメします。
③メンテナンスのコストを抑える
付帯部は細部の塗装なので足場は必要ないと思われる方も多いと思いますが、雨樋や軒天などは高所なので必ず足場が必要です。
工事で足場を架けると相場で10~15万円ほどかかってしまいます。外壁や屋根の工事と一緒に塗装してしまえば足場の代金は1回分で済むので、トータルのコストパフォーマンスを考えると、付帯部の塗装も重要です。
特に塗装が必要な付帯部と費用相場
外壁・屋根以外で塗装が必要な付帯部をご紹介いたします。
相場も一緒にお伝えしますので、お見積もりの参考にしていただけたら幸いです★
雨樋(あまどい)
屋根の周りや、外壁の外側についている「雨樋」は付帯部の中で最も塗装されることが多い部分です。
雨樋は、ほとんどが塩化ビニルというプラスチックの素材で作られており、紫外線の影響を受けると衝撃に弱くなって破損してしまいます。
劣化を防ぐためにもしっかりと塗装を行いましょう。
雨樋の塗装金額の相場
1000~1800円/m
破風板(はふいた)
屋根の側面についているのが破風板です。破風板は「ケイカル板」や「木材」で作られていることが多く、素材を守り美観を維持する為には塗装を施す必要があります。
破風板は紫外線や雨風の影響を多く受ける付帯部で、劣化が進行すると水を吸収して変形したりボロボロになってしまいます。
劣化が進行する前にメンテナンスを行いましょう。
破風板の塗装金額の相場
800~1400円/m
軒天(軒天)
屋根やベランダの裏側を「軒天」と呼びます。
軒天は屋根やベランダの湿気を逃してくれる役割を担っているので、透湿性のある塗料で塗装をします。
劣化を放置しておくと雨漏りなどの原因になります。
軒天塗装の相場
900~1600円/m
霧除け
窓の上などについている屋根を霧除けと呼びます。
出窓の上の屋根は出窓天板と言います。スチールでできているので、劣化するとサビが発生し放置すると穴が開いてしまうこともあります。
保護するために塗装が必要です。
霧除け塗装の相場
2000~3000円(一カ所あたり)
水切り・換気フード
左の写真のように、外壁と基礎の間にあるのが水切りです。
水切りも換気フードもスチールでできている場合は保護するために塗装が必要です。
水切り塗装の相場
300円~800円/m
換気フード塗装の相場
2000~3000円(一カ所あたり)
帯板(おびいた)
ツートンカラーの建物によく使用されている飾り板を「帯板・幕板」と呼びます。破風と同じ素材(ケイカル板や木材)でできていることが多いので塗装が必要です。外壁と同じように目立つので、劣化がでてきたら保護をする意味でもはやめにメンテナンスを行いましょう。
帯板塗装の相場
800~1200円/m
付帯部だけど塗装しない箇所もある!
窓サッシ
窓のサッシはアルミでできていることが多いので、その場合は塗装はしません。ベランダの手すりなどもアルミでできていることが多いです。
シャッター
シャッターボックスは塗装をしますが、シャッター自体は塗装しません。破損の原因になります。
ベランダの床
ベランダも付帯部に含まれますが、ベランダの床の塗装は「防水工事」です。防水塗料で塗装をします。
付帯部の塗装をするときの注意点
素材に適した塗料で塗装してもらう
付帯部はものによって素材が違います。アルミや樹脂・銅板などでできているものは塗装はしません。物によって使わなければいけない塗料も変わってくるので、しっかり知識のある業者に任せましょう。
塗装する範囲を明確にしてもらう
見積もりをとった際に、「付帯部塗装一式=〇〇円」と記載している業者もいますが、それは注意が必要です。いざ施工になって「ここの塗装もして欲しい」と頼んだら見積もりに含まれておらず追加料金が発生してしまったという事例も聞きます。
トラブルにならないよう、見積をとるときには、塗装する箇所を明確に教えてもらうようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
普段あまり気にすることのない付帯部ですが、劣化を放置すると外壁や屋根と同じように破損したり内部に影響を及ぼしたりします。
定期的なメンテナンスをオススメします。
また、塗装をするときには塗装する箇所と塗料には注意してしっかり業者に確認をとるようにしましょう。
弊社では、お見積もりを提出する際「診断報告書」(お家の劣化を診断させていただいた写真とその箇所の劣化補修方法を記載した報告書です)をお客様に一緒にご覧いただきます。どこの部位がどのように劣化していて、どんな補修が必要なのかを、経験豊富な塗装のプロがご説明いたしております。
わからないことや、お悩み事がございましたら、いつでも弊社へお問い合わせください★
記事をご覧頂き誠にありがとうございました。
これからも長野県上田市密着の外壁塗装・屋根塗装専門店「サンテクペイント」を
よろしくお願い申し上げます。
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