放っておくと危険な屋根の劣化症状~定期的なメンテナンスが必要です~
長野県上田市の皆さんこんにちは。
長野県上田市の外壁塗装&屋根塗装専門店の サンテクペイント です。
本日ブログを執筆させていただきます、湯澤です🍊
今回ご紹介するのは、屋根の劣化症状です。
屋根を見上げると「なんだか少し古くなってきたなぁ」なんて感じることはありませんか?雨漏りや破損などの異変はないものの、「放っておいて大丈夫なのかな?」と心配になってしまうものです。
そんな皆さんに、屋根の劣化症状の重度・メンテナンスの必要性・補修方法などを詳しくご紹介させていただきます。
大切な我が家の屋根を永く永く守るために、是非参考にしていただきたいです🏡
屋根の劣化症状
屋根の劣化症状はさまざまですが、主なものがこちら。
①色褪せ(重度**) ②藻やカビ・コケの繁殖(重度***) ③ひび割れ(重度****) ④破損(重度*****) |
下にいくにつれて重症な劣化です。
各症状を実際の劣化写真をもとにご紹介いたします。
①色褪せ
色落ちや塗料の剥がれは屋根の劣化の初期段階です。新築やメンテナンス後すぐの状態では塗料の防水性・対候性が保たれており美観も維持できます。年数が経つごとに紫外線や雨水の影響で徐々に塗料の防水性・対候性が失われ、劣化が発生します。
塗料の機能性を失った屋根は、紫外線や雨水がダイレクトに当たってしまうため腐食しやすくなり、劣化の進行スピードも急激に早まります。屋根材が日光の熱を吸収し、夏場には室内の温度が上昇する可能性もあります。
屋根の色褪せを発見したときには、すぐには問題ありませんがなるべく早めに再塗装をする必要があります。再塗装をすることで、屋根の美観・機能性を取り戻すことができます。
【色褪せした屋根】
【メンテナンス(再塗装)後の屋根】
②藻やカビ・コケの繁殖
塗装の機能性が失われた屋根は、特に日の当たらない箇所にカビやコケが発生します。防水機能が失われたため、湿気を吸収しカビやコケの繁殖しやすい環境を作ってしまうのです。
コケやカビは緑色のイメージですが、茶色や黒い点もカビなのでよく見てみましょう。
カビやコケが発生すると、水はけが悪くなり、屋根にかかる負担が大きくなります。屋根の腐食や、ひび割れの原因になりますので洗浄が必要です。
業者に依頼すると高圧洗浄をしてもらえるので、気になる方は相談してみると良いでしょう。
最近では「防カビ」機能に特化した塗料もあるので、再塗装の際にはそのような塗料を選ぶとカビやコケなどの菌の繁殖を抑制することができ、屋根の耐久性もUPします。
【屋根に発生したコケ】
【茶色い点々もカビやコケです】
③ひび割れ
本来屋根は定期的にメンテナンスが必要ですが、メンテナンスをしていない屋根は経年劣化によりひび割れが発生してしまいます。
これは、塗料が完全に機能性を失い屋根材がむき出しになっている状態で、小さな劣化が雨風や湿気の吸収・気温の変化などを受けどんどん大きな劣化、ひび割れとなって発生するのです。
ひび割れが発生すると、雨水が内部に侵入し浸食・雨漏りの原因になります。屋根以外の内部へも被害が出るので注意が必要です。
新築やメンテナンス後の新しい屋根でも、環境によってひび割れが発生することもありますので、定期的に点検をすると安心です。
【コロニアル屋根材に発生したひび割れ】
④破損
ひび割れを放置するとだんだんと割れが広がり、欠けてしまう箇所が出てきます。かけている場所が一部の場合補修ができますが、大きく破損してしまっている場合は屋根材自体の交換が必要になってきます。
欠けている箇所が複数ある場合は屋根材自体が既に寿命を迎えている可能性もありますので、本格的なリフォームを検討した方が良いでしょう。
あまりに破損が酷い場合、強風などで屋根材が剥がれ近隣に飛散し、周辺にも影響がでるので注意してください。
屋根材ごとのメンテナンス方法
ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板は施工時に「メンテナンスが不要」と伝えられることご多いようですが、これは間違いです。
ガルバリウム鋼板でも汚れの付着は防ぐこよができませんので洗浄が必要です。そして隙間を埋めているシーリング材は数年で劣化してしまうので、補修が必要です。シーリング材の劣化を放置してしまうと、屋根材の間に隙間が空く可能性がありますので、定期的な点検・メンテナンスをしましょう。
スレート屋根(コロニアル)
スレート屋根のメンテナンスは基本的には再塗装です。汚れやカビ・コケが付着している場合には念入りな洗浄が必要です。再塗装をすることで、新築時のように耐久性を取り戻すことができます。
ひび割れや欠けてしまっている部分が多い場合はカバー工法によるリフォームが必要になります。カバー工法とは、既存の屋根の上から新しい防水紙と屋根材を張り付ける工法です。既存の屋根を撤去する必要がないので、リフォームの中では安価でできる工法です。
瓦
瓦は耐久性に優れ、寿命がとても長いです。その為。破損がなければとくにメンテナンスをする必要性はありません。しかし、セメント瓦・モニエル瓦などの化学素材の瓦は定期的に塗装を行う必要があります。特にセメント瓦は水分を吸収しやすいため塗装をしないと防水性能が徐々に低下していきます。
定期的に屋根の点検をしましょう
屋根の様々な劣化症状をご紹介させていただきました。
色褪せやカビ・コケなどの小さな劣化でも放っておくと大変なことになります。劣化を発見したらできるだけはやめにメンテナンスを行いましょう。
この記事をご覧になってご自身のお家の屋根の状態が気になった方もいらっしゃると思いますが、ご自身で屋根に登ることは控えてください。
素人の方が屋根に登るのは大変危険です。たとえどんなに平らな屋根であっても足を滑らせて転落する恐れがあります。雨が降った日や強風が吹いているときはなおさらです。
屋根の点検はご自身で行わず、必ず専門業者に依頼しましょう。
サンテクペイントでは外壁診断に加え屋根、雨漏りなどの診断も無料で行っています。少しでも気になった方はいつでもご相談くださいね!
記事をご覧頂き誠にありがとうございました。
これからも長野県上田市密着の外壁塗装・屋根塗装専門店「サンテクペイント」を
よろしくお願い申し上げます。
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