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火災保険で外壁や屋根の補修が安くなる?!~火災保険適用事例の紹介~

塗装の豆知識 2022.10.15 (Sat) 更新

長野県上田市の皆さんこんにちは。 
長野県上田市の外壁塗装&屋根塗装専門店の サンテクペイント です。 

本日ブログを執筆させていただきます、事務担当の湯澤です🍊

大切な我が家がもし何かあったら・・・という不安を抱いて多くの皆さんが加入されている「火災保険」。実は、火災以外の被害に対しても適用されることをご存知ですか?

利用したことがない、知らないという方も大勢いらっしゃると思いますが、実は火災保険は火災以外の自然災害、積雪や台風、雹などによって破損してしまった箇所の補修工事に利用することができます。

火災保険を賢く利用することで、自然災害などによって破損した外壁や屋根の修理、補修を本来であれば高額な費用をかけて行うメンテナンスにも活用することができ、出費を抑えて現状回復させることができるのです。

そこで、今日は皆さんに火災保険がどんな保険なのか、実際の火災保険の適用事例についてご紹介させていただきます。

火災保険の種類・対象

まずは、加入している火災保険の種類と契約内容を確認しましょう。

戸建て住宅向けの火災保険には、主に4つあります。

  • 住宅火災保険:最も一般的な火災保険です。
  • 住宅総合保険:住宅保険より補償内容が幅広くなっています。
  • オールリスクタイプ:住宅総合保険より、さらに補償内容が幅広くなっています。
  • 特別火災保険:住宅ローンで購入した場合に加入義務のある火災保険、補償内容の範囲は狭いです。

火災保険は、皆様の住まいごとにそれぞれ違います。ご自宅で加入している火災保の「保険証券」や、損害保険会社へ直接問い合わせて、まずは保険の種類と内容を確認しましょう。

火災保険が適応される条件

戸建て向けの火災保険は、火災やガス爆発などの事故だけでなく、自然災害による被害も適用されます。

「台風で瓦が割れてしまった」「風で飛んできたものが壁に当たり穴が開いた」場合などは保険適応されるケースがあります。

ここでは「住宅火災保険」と「住宅総合保険」で適応条件を比較していきます。

住宅火災保険と住宅総合保険における、災害被害ごとの適応条件

火災 落雷 破裂・爆発 風災

水害

水漏れ 暴行・破壊 飛来・落下・衝突 盗難
住宅火災保険
住宅総合保険

住宅火災保険

戸建て向け火災保険の基本的なタイプです。一般的に、火災による損害の他、落雷・破裂・爆発・風・雹・雪災による損害を補償します。例えば、台風時の飛来物や落雷で外壁が損傷した場合には、適応される可能性があります。

住宅火災保険の注意点は、水害や水漏れ事故による損害は保険が適応されないことです。洪水・高潮・州中豪雨などによる土砂崩れなどの自然災害がこれにあたります。

適応されるかどうかは、加入している保険証券をご確認ください。

あらゆるリスクを総合的に補償してくれる住宅総合保険

住宅火災保険に加えて、住宅に関する総合的な補償を受けられるのが「住宅総合保険」です。いわゆるオールマイティな保険と言えるでしょう。暴動による破損や泥棒の侵入による破壊なども適応になる可能性があります。水害での損害も含まれます。人の過失による水漏れにも補償を受けることが可能なので、かけている保険の種類をしっかり確認しましょう。

風災とは

風災は、台風や竜巻などにより屋根材が破損したり、飛来してきた物が壁に当たり穴が開いた、などの被害です。定義としては、基本的に最大瞬間風速20メートル/秒以上とされていますが、各社によって違います。風災には雹災や雪災が含まれるころが多いです。

風災対象になる可能性が高い事例

  • 台風の強風で屋根や外壁が破損
  • 竜巻や台風によって、飛来物アが住宅に当たり穴が開く
  • 雹が降ったため屋根が破損
  • 疾風によって外壁・屋根が破損

★対象にならない例:損害補償額が2万円以下。経年劣化による色あせ。瞬間最大風速20m以下。

水害とは

水害は、豪雨・融雪などにより地表水が過剰になって量が増大することによる直接・間接的な被害のことをいいます。台風や大雨により洪水が発生し、家屋が流された場合一定基準を超える床下浸水が起こった際に保証されます。

水害対象になる可能性が高い事例

  • 建物や家財・それぞれの時価が30%以上の損害
  • 床上浸水、または地盤面かた45センチを超える浸水による損害

★対象にならない事例:水を止め忘れ床上浸水

火災保険適応までの手順とポイント★

保険が適応されて保険金が支払われるまでの手順

外壁の破損や被害は発生したら・・・

①契約している損害保険会社に連絡しましょう。

②申請に必要な書類や注意事項を詳しく聞きます。

③各種申請書の作成をして、保険金の請求申請を行います。

④申請を受けた損害保険会社が、村外鑑定人をご自宅に派遣し、村外現場を調査します。

⑤調査結果を受け、損害保険会社が審査を行います。

⑥申請内容が認められれば、無事保険金が支払われます。

書類の提出

火災保険申請には、損害保険会社への各書類の提出が必要です。

主な書類は以下の3つです。

①保険金の請求書

②事故の報告書

③修理した箇所の工事見積書

見積もりは、専門の業者に依頼しましょう。

事故の報告書には、

①契約者の名前、保険証書番号

②損害発生の日時

③損害発生の状況・事故の原因

④損害のあった家の住所

⑤損害箇所を示された家の見取り図

書類の提出は、契約の際の代理店で構いません。損害保険会社へ直接提出しても問題ありません。

適応対象かは、損害鑑定人が判断

経年劣化か自然災害での劣化か。保険適応かどうかを判断するために、損害保険会社は劣化の状況を調査します。

この調査は、損害保険会社が任意で選んだ鑑定会社から派遣されてくる、通称「損害鑑定人」と呼ばれる人物が調査を行います。鑑定人が、保険申請内容をもとに実際に現場へ行き損害状況を調査し、経年劣化によるものか自然災害によるものかを確認、被害額を算定した報告書を作成し、依頼のあった損害補償会社に提出します。

★この鑑定は、火災保険に加入されている方から保険申請がなされてから行われます。どのような書類が必要かは、契約された保険代理店もしくは、損害保険会社へ直接問い合わせて、事前に詳しく確認しておきましょう。

破損個所の証拠写真は忘れずに

被害の報告書制作でもっとも重要なのは、破損個所の証拠写真を送付することです。捜査対象となる家が、保険契約を行っている家なのかを鑑定人が判断しやすく、調査そのものがスムーズに進められます。

撮影する際は、外壁であればお家全体が移る外観・方角別の外壁の一緒に撮影しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

火災保険といっても、火事による損害だけではなく様々な自然災害などにも保険の適応が認められています。

ここから大切なのは、ご自身が加入なさっている火災保険の内容を見直し、よく理解することです。火災保険について見なおす良い機会になれば良いですね。

記事をご覧頂き誠にありがとうございました。

これからも長野県上田市密着の外壁塗装・屋根塗装専門店「サンテクペイント」を

よろしくお願い申し上げます。

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