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【長野県上田市で塗装工事を検討されている方へ】付帯部も塗装が必要です!~①雨樋の知識~

塗装の豆知識 2022.12.01 (Thu) 更新

長野県上田市の皆さんこんにちは。 
長野県上田市の外壁塗装&屋根塗装専門店の サンテクペイント です。 

本日ブログを執筆させていただきます、事務担当の湯澤です🍊

 

昨日は付帯部の塗装の必要性についてブログを書かせていただきました。

付帯部は、外壁や屋根以外の部分(軒天・破風・水切り・帯板・笠木など)で使われている素材によって塗装ができるものやできない(塗装をしてもすぐに塗膜が剥がれてしまう)ものがあります。

劣化状態によって塗装では効かず交換が必要な場合もあります。

外壁や屋根が重要視され、付帯部の塗装については知識がなかったり、テキトーになってしまうことが多いですが、付帯部も大切お家の一部です。

知識不足で不適切な工事をされてしまったり、必要ないメンテナンス代を取られてしまう、なんてことにならないように、付帯部においてもしっかり知識をつけておきましょう!

今日は雨樋のお話です☔

雨樋は雨の少ない海外のお家にはないこともありますが、梅雨の季節がある日本で設置されていないお家はほとんどないでしょう。

お家の周りに雨水の通り道を作ってあげることで、外壁や屋根の排水に役立ちます★

今日は、雨樋の材質の種類、形状の種類や各部の名称なんかもご紹介させていただきます!

 

☔知っておきたい雨樋の基本的な知識☔

①雨樋は何でできている??

雨樋は様々な材質で作られています。それぞれの素材ごとメリットデメリットがあり、塗装できる、できないの違いもあります。

『塩化ビニール樹脂』

「塩ビ」と呼ばれている材質で現在最も普及率が高い材質です。普及率が高いので、安価で購入できるというメリットがあります。しかし、経年劣化とともに、塩化ビニール樹脂が固くなってしまい少しの衝撃で割れてしまう、欠けてしまうなど破損しやすいというデメリットもあります。

少し強度を上げた別の合成樹脂製雨樋もありますが、強度が高い分値段も上がります。

塗装できます◎

 

『ガルバリウム鋼板』

ガルバリウム鋼板は屋根に使用されていることも多く最近普及率が急激にアップしています。ガルバリウム鋼板は、メッキ層が亜鉛とアルミ、ケイ素が使用されており非常にサビにくい素材です。外壁にも使用されることが多いので、外壁・屋根・雨樋もガルバリウムで揃える、といったことも多いです。金属性の雨樋の中では普及率の高い雨樋ですが、価格は塩化ビニール樹脂ン比べると高いです。

塗装できます◎

 

『アルミニウム・ステンレス』

雨樋に使用されていることは比較的珍しい素材です。金属ですがサビにくいのが特徴です。しかし、アルミニウム・ステンレスの場合塗装をしてもすぐに塗膜が剥がれてきてしまうので、塗装はおすすめしていません。

塗装ができないことはないですが、塗膜を剥がしたり汚れを除去したり、プライマーを塗布するといった下地処理がかなり重要です。

塗装△

 

『銅』

古くからあるお家や、和風のお家では銅の雨樋を使用していることがあります。「the 銅」という光沢がとても美しいですが、経年劣化とともにだんだんと色がついてきます。酸性雨にさらされ続けると、酸化して雨樋に穴が空いてしまうこともあります。

銅も、塗装をしても塗膜がすぐに剥げてしまいます。銅自身が耐久性の高い素材ですので、メンテナンスといってもサビや汚れの除去を行う程度で構いません。しかし、熱による伸縮によって金属疲労が発生しそれが原因で割れやすくなっていることもありますので、割れてしまった場合などには補修が必要です。

塗装△

 

②雨樋の種類・形状

軒樋や横樋と呼ばれる雨水を流す部分から落ちる☔を受け止める部分には様々な種類があります。

『丸型』(半丸型)

丸型は昔から親しまれて多く使用されている形状です。普及率が高いので比較的安価で購入できます。和風の建物に多い種類です。

『箱型』(角型)

都会などの建物が密集していて雨樋を設置する場所と壁が近い場合には箱型を使用することが多いです。名前の通り、底が四角になっていて丸型よりも多くの水を流すことができます。モダンなお家に使用されていることも多くなりました。

『その他』

雨樋の機能を果たしつつ、雨樋の存在感を出さないように軒と一体化したように設置されているものや、積雪量が多い地域では雪が積もってもダメージを受けない雨樋などもあります。

 

③雨樋の部分ごとの名称

縦樋・・・縦に設置されている樋の部分です。金具で外壁に固定されていて、長さが足りない場合などには縦継手で調節します。竪樋とも書きます。

横樋・・・軒樋ともいいます。軒下に設置されている横向きの樋です。

集水器・・・あんこうと呼ぶこともあります。横樋を流れてきた雨水をこの集水器を十て竪樋を流れます。

エルボ・・・竪樋を外壁に合わせるために湾曲させている部分をエルボと言います。わたしはL字のエルボと覚えています(笑)

呼び樋・・・竪樋と横樋が合流した部分の樋のことです。

結束線・・・雪などの重みで雨樋が外れてしむあのを防ぐために屋根材と結束する部品です。針金を使用していることもあります。

樋持ち金具・・・樋を外壁に取り付ける金具のことです。でんでん・支持金具とも呼びます。でんでん・・・・面白いですよね。

落ち葉避けカバー・・・お家のまわりに植物が生えている場合や平屋の場合に使用されていることが多いです。雨水が流れる部分がむき出しになっている雨樋の上にネット型のシートをかぶせ、落ち葉やごみなどが一緒に流れてしまって詰まることを回避するものです。定期的にチェックが必要です。

 

☔まとめ☔

雨樋の耐久年数は素材によって多少異なりますが、おおよそ20~25年ほどです。

雨樋が劣化を放置するとと変形したり、穴が空いたり、割れてしまったり雨水が溢れるなどという症状が発生します。塗装や修繕で治らないものは交換となってしまうので早め早めのメンテナンスを心がけましょう。

 

記事をご覧頂き誠にありがとうございました。

これからも長野県上田市密着の外壁塗装・屋根塗装専門店「サンテクペイント」を

よろしくお願い申し上げます。

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