外壁塗装にはどんな塗料を使えば良いの?【外壁塗装工事を検討中の方へ】
長野県上田市の皆さんこんにちは。
長野県上田市の外壁塗装&屋根塗装専門店の サンテクペイント です。
本日ブログを執筆させていただきます、湯澤です🍊
「壁が汚れてきたから、うちもそろそろ塗り替え時期かな・・・」
外壁の汚れや劣化が気になりだして、そう考える方は多いと思います。
そんな時ネットやチラシ・近所の塗装業者のショールームなど様々な手段で情報を得ることができますが、いざ調べてみると「塗料の種類が多すぎてどれが良いのか分からない!」と悩まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
まず、ひとつ頭に入れておいていただきたい事は、塗料を選ぶ際には【値段ではなくご自宅に合った塗料を選ぶ】という事です。
今日のブログでは、初めて塗装工事を検討されている方・塗料の種類を知りたい方向けに分かりやすく塗料の違いをご紹介いたします。
ご自分の家に合った塗料を選ぶためにしっかりと塗料の知識を身に着けておきましょう!
塗料は3つの成分が含まれています
塗料に含まれる3つの成分は【顔料】【添加剤】【合成樹脂】です。
それぞれの成分に役割があり、これを知っておくと塗装業者と塗料の話をすると際にも役に立ちますので、是非参考にしてみてください!
【顔料の役割】
顔料は、塗料・インク・合成樹脂・織物・化粧品・食品などの着色に使用されている粉末です。色料・彩色・絵具などとも呼ばれていました。
顔料が含まれている塗料をエナメル塗料・含んでいない塗料をクリヤー塗料と言います。顔料は着色効果のほか、遮熱性や防錆性もあるので耐久性を高めたい場合はエナメル塗料を使用すると良いでしょう。
【添加剤】
添加剤は塗料の機能性を向上させる役割を担っています。機能性というのは「塗料の品質安定化」「塗装作業の効率化」「塗装後の塗料の防護」という現代の消費者のニーズに合わせて多くの塗料メーカーが日々開発を進めています。
添加剤の種類は「防腐剤」「界面活性剤」「消泡性」「艶消し剤」「親水性」などです。
【合成樹脂】
塗料の品質やグレード・耐久性を左右するのが合成樹脂です。アクリル樹脂・ウレタン樹脂・シリコン樹脂・フッ素樹脂・無機などがあります。
アクリル樹脂塗料やウレタン樹脂塗料は、6~10年と耐久性が低いので現在はあまり使われることがありません。
塗料別メリット・デメリット
ウレタン塗料
ウレタン塗料は、ウレタン系樹脂を主成分として作られた塗料です。木材部や塩ビ・鉄部に適した塗料で塗装工事では付帯部(雨樋など)に多く使用されます。
ウレタン塗料のメリット
光沢のある仕上がり
ウレタン特有のピカピカ光るような高級感のある光沢に仕上がります。艶消しにしたい場合は不向きです。
柔らかく扱いやすい
ウレタン塗料はとても柔らかく扱いやすい塗料なので作業効率の良い塗料です。塗料が固まった後でも塗膜に柔軟性があるので、建物が衝撃で動いてもひび割れしにくい塗料です。
低価格
シリコン塗料などの普及品と比べて値段が安いことはメリットです。シリコン塗料の相場は2500円~3500円ほどですが、ウレタン塗料は2000円~3000円と若干ですが低価格です。広い面積に使用すると差は大きく広がりますね。
ウレタン塗料のデメリット
耐久性が低い
塗料の平均耐用年数は約10年ですが、10年に満たない耐用年数のため耐久性の劣る塗料になります。
イソシアネート
ウレタン塗料に含まれているイソシアネートという成分は毒性があります。また紫外線に弱く防汚性に欠けます。
シリコン塗料
シリコン塗料は現在最も多く普及している定番の塗料です。シリコン系樹脂で作られています。多く普及しているだけあってカラーバリエーションも豊富なので、気に入った色を見つけられます★
シリコン塗料のメリット
コストパフォーマンスが高い
シリコン塗料は費用の割に耐久性の優れているので、コストパフォーマンスが高くなります。費用と耐久性のバランスがとれた塗料なので、シリコン塗料をオススメしてくる業者さんが多いです。
防汚性・高耐熱性
塗膜が固く撥水性があるので外壁についた汚れを弾く性質があります。そして約600℃に耐えられる耐熱性も持っています。
光沢保持率が高い
シリコン塗料はウレタン塗料の約2倍の光沢保持率です。長期間塗装した時の艶を維持することができます。
シリコン塗料のデメリット
重ね塗りは不向き
シリコン塗料は塗膜の表面が固く撥水性に優れているので、付着性が悪く密着しにくい塗料です。しかし、シリコン塗料に合ったシーラーやフィラーなどの下塗り材を使用することで密着性を高めることができます。
DIYには向かない
シリコン塗料は、頻繁に攪拌しないと沈殿してしまう扱いにくい塗料なので、きちんと技術を持った職人に依頼する方が良いでしょう。また、アクリル塗料やウレタン塗料に比べたら高価なので、DIYには不向きです。
フッ素塗料
フッ素塗料は、蛍石を原料としたフッ素を配合している塗料のことを言います。炭素とフッ素の結合が非常に強固なので、紫外線などの影響を受けにくく耐久性に優れた塗料です。
フッ素加工のフライパンなど、身近な物にも使用されているので、その耐久性はイメージしやすいですね。
フッ素塗料のメリット
耐久性が高い
フッ素塗料の期待耐用年数は約15~20年ととても長いです。
現在普及率の高いシリコン塗料に比べると約5~10年長持ちするということになり、メンテナンスの頻度を格段に減らすことができるのです。
その為コストパフォーマンスにも優れます。
最近開発された塗料で期待耐用年数が30年を超える無機塗料・有機塗料がありますが、それらの塗料にはまだ実績がありません。しかしフッ素塗料は開発した会社が販売を開始してから20年以上経過しているので実績があり信頼性のある塗料と言えるでしょう。
美観も長持ち
フッ素塗料は高い柔軟性を持つ塗料で、紫外線などの影響を受け変形する外壁に追従します。また、高い親水性も併せ持つため低汚染性にも優れます。塗装したての美しさを長期間保つことができるのです。
フッ素塗料のデメリット
他の塗料に比べて高額
フッ素塗料は他のウレタン・シリコン塗料などに比べてかなり高額です。
しかし値段相応の機能性・耐久性を持っているので、耐久性を重視したい・メンテナンス頻度を減らしたいという方にはオススメの塗料です!
無機塗料
無機塗料はセラミックやケイ素などの無機物を主成分にしていて、寿命が長く他の塗料と比較しても高い耐候性を誇る塗料です。
無機物は単独では塗膜にならないので、従来の合成樹樹脂を混合して塗料にしているという特徴があります。(ハイブリッド塗料)
無機塗料のメリット
超耐候性・超耐久性
無機塗料は塗料の中でもトップクラスの耐久性・対候性を持ちます。無機物は紫外線の影響を受けにくく劣化することがないため耐久年数も20~25年とフッ素塗料よりも更に長いです。
超低汚染性
無機塗料は親水性にも優れているので、雨と一緒に汚れを洗い流す自浄作用も持っています。そのため汚れやカビ等の汚れにも強く高い低汚染性を発揮するのです。
無機塗料のデメリット
コストが高い
無機塗料は耐候性・耐久性共にトップクラスの塗料なので、それに伴い材料コストも高額になります。
ひび割れしやすい
無機物を含んでいるので塗膜が強固で、地震などの衝撃でひび割れを起こすこともあります。しかし、無機塗料でも弾性タイプのものを採用することで、柔軟な塗膜を実現することができ、ひび割れを起こしにくくすることができます。
まとめ
ウレタン塗料・シリコン塗料・フッ素塗料・無機塗料の特徴、メリット、デメリットなどをご紹介させていただきました。
どんな塗料にもメリット・デメリットはあります。冒頭にもお話ししましたが、塗料選びで一番大切なのはご自身の家に適した塗料を選ぶことです。
サンテクペイントでは、経験。知識の豊富な営業マンがお客様のニーズ・ご自宅に合った塗料をご提案します。
ご不明点やお悩みの点がございましたらいつでもお問い合わせください★
記事をご覧頂き誠にありがとうございました。
これからも長野県上田市密着の外壁塗装・屋根塗装専門店「サンテクペイント」を
よろしくお願い申し上げます。
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