外壁にひび割れが発生してしまったら・・・補修方法は?自分でできる?~長野県上田市・東御市・小諸市・佐久市の皆さんへ~
長野県上田市の皆さんこんにちは。
長野県上田市の外壁塗装&屋根塗装専門店の サンテクペイント です。
外壁は、紫外線や雨風にさらされどんどんと劣化が進行していきます。 本来サイディングやモルタルといった外壁材を保護する役割をしている塗料は、紫外線などによる影響で防水性が失われ、塗料の役割を発揮することが出来なくなってしまいます。 最初はチョーキング(塗膜に触れると顔料が手に付着する状態のことを言います)、色褪せ、反りやひび割れ、欠け、破損と、放っておくとどんどん劣化が進行します。 劣化が酷くなる前にメンテナンスを行うことが一番ですが、目に見える劣化がないと危機感は感じにくいものですよね。 多くのお客様が、外壁のひび割れを発見してご相談にいらっしゃいます。 現場調査に伺うと、ひび割れをご自身でコーキング補修されている方もいらっしゃいます。ご立派ですね・・・。 しかし、ひび割れの補修方法ってコーキングで埋めるのが本当に正解なのでしょうか。 業者さんはひび割れの大きさ・幅などによって補修方法を変えています。それぞれのひび割れの状態に適した補修方法があるのです。今日は、ひび割れの補修方法についてお話したいと思います! |
―目次―
クラック(ひび割れ)とは・・・
まずはじめに、クラックについてお話します。業界ではひび割れのことを「クラック」と呼びます。クラックには種類があります。ヘアクラック・構造クラック・乾燥クラック・縁切れクラックの4種類です。
◆ヘアクラック:ヘアクラックはその名前の通り、髪の毛のように細いひび割れのことを言います。具体的には0.3ミリ以下のものです。小さいひび割れなので、構造自体に影響を及ぼす心配はありませんが、放っておくとひび割れが大きくなってしまったり、そこから雨水が入って雨漏りを引き起こす可能性もあります。
◆構造クラック:構造クラックとは、幅が0.3ミリ以上、深さが5ミリ以上ある大きなクラックのことを言います。構造クラックは建物の構造的な欠陥や、不同沈下、凍結や融解の繰り返しなどによって、建物に歪みが生じることで構造クラックになります。こちらはヘアクラックのように放置してはいけません。お家の内部にまで雨水が浸入に、腐食に繋がります。お家の基礎の強度が低下し、建物を支えられなくなってしまう危険性もあるのです。
◆乾燥クラック:乾燥クラックとは、モルタルやコンクリートなどを使用した外壁材に多く見られるひび割れです。コンクリートやモルタルが乾燥する過程で外壁の水分が蒸発し、乾燥することによって、ひび割れを引き起こします。乾燥クラックは素地が乾燥することによって収縮が収まるので、ひび割れが拡大することはありません。
◆縁切れクラック:縁切れクラックとは、モルタルのような湿式工法の外壁で、増設や補修を行った際に起こるクラックです。モルタルなどの湿式工法の外壁は、一度に一面を仕上げます。一面を一気にやってしまわないと、途中で中断した時点でひび割れに繋がってしまうことがあるのです。ひび割れの大きさによっては重大なリスクを伴う可能性もあります。
補修方法の種類
シーリング工法
シーリングをご存知ですか?サイディングの目地に使用する素材です。コーキングとも呼びます。ひび割れにコーキング材を打ち込むことで、ひび割れが広がるのを防ぎます。
カットシーリング充填工法
カットシーリング工法は、シーリング工法とあまり変わりません。カットシーリング工法は、あえてひび割れをU字、またはV字にカットします。あえて溝を掘ることでひび割れが大きくなるので、コーキングをしっかりと打ち込むことができます。 樹脂注入工法 樹脂注入工法とは、幅0.3ミリ以上のひび割れに適した工法です。低圧注入でエポキシ樹脂などを注入していきます。ゆっくり深層部まで補修することができるので、構造に影響しそうな大きなひび割れなどには最適です。
カチオン下地調整
カチオンとは、簡単にお伝えすると強力な接着剤です。ひび割れを保護するためにはしっかりと密着させる必要があるので、カチオンを使用すると良いです。カチオンでひび割れを埋めた後、塗装を行います。
低圧注入工法
モルタルなどの湿式工法の材質のひび割れに使用する工法です。エポキシ樹脂やアクリル樹脂、ポリマーセメントモルタルなどの注入剤を用います。ひび割れに沿って等間隔に専用器具を設置し、自動的に補修材を流し込みひび割れに浸透させます。
ひび割れ補修はDIYできる?
小さなひび割れをひとつ見つけたからと言って、「よし!外壁塗装しよう!」となる方は少ないですよね・・・。
できれば自分でお金をかけずに補修したい!という方がほとんどだと思います。
もちろん、ご自身で補修することは可能です。
しかし、構造クラックやなどの大きなクラックは、建物自体に影響が出てしまう可能性があるので、はやめに業者さんに見てもらう必要があります。
他のクラックも、そのひび割れに適した補修方法を行う必要があるので、業者にお願いしちゃうのが無難ではあります。
しかし、小さなヘアクラックなどを補修する用で、シーリング剤やパテがホームセンターなどに販売されていますので、それらを使用して補修するのももちろん良いと思います。高所などの作業には十分注意して行ってください。
まとめ
ひび割れの補修についてお話させていただきました。いかがでしたでしょうか。サイディングでも、モルタルでもALCでもひび割れが発生することはあります。小さなヘアクラックははそこまで急いで補修をしなければならない・・・というわけではないですが、放置すると広がるリスク、雨漏りのリスクなどがあります。ひび割れの大きさや深さ、幅によって適している補修内容も変わります。しっかりとお家の劣化に適した補修を行ってくれる業者を選びましょう。
記事をご覧頂き誠にありがとうございました。
これからも長野県上田市密着の外壁塗装・屋根塗装専門店「サンテクペイント」を
よろしくお願い申し上げます。
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