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外壁・屋根の塗装見積もりをご依頼いただき、お家を調査していると、雨樋が破損したり、ひしゃげてしまっていることがよくあります。

その原因の多くは、冬季に積もった雪の重みに、軒樋が耐えられず、曲がってしまうことです。

また、曲がった軒樋がうまく雨水を逃がせず、溜まった水が凍り、雨樋を破損させてしまうことや、

雨樋に詰まった葉っぱなどが原因で、凍害を起こすことなどもあります。

もちろん曲がった雨樋では景観を損ねますし、放っておくと外壁のカビや傷みに繋がることもあります。

この記事では、雨樋を補修すべき理由と、補修・交換の方法をお伝えします！！

見積りを依頼する際に注意したいポイントを知っておくことで、納得いく補修ができるでしょう＼(^o^)／

雨樋のひしゃげは経験のある方、ない方いらっしゃると思います。それもそのはず、よほどの大雪が積もらなければ、頑丈な雨樋が曲がるということはありません。

長野県の皆さんなら一度は「よほどの大雪」を経験されていることでしょう（笑）

曲がったままの雨樋をそのまま放っておいてしまうと、見た目が悪いのはさることながら、

・軒樋の真ん中あたりから滝のように雨水が落ちる→その落ちた雨水が地面をえぐってしまう。

・雨樋の詰まり、凍害を引き起こす要因になる

・外壁に落ちた雨水が飛び散り、カビや劣化の要因になる

など、様々悪影響が出てしまいます。面倒なことになる前に、補修や交換を業者に依頼するようにしましょう！

雨樋の補修

曲がってしまった雨樋を直す方法には、補修と交換があります。

補修の場合、方法は様々ですが、１つは曲がった部分の軒樋を吊り上げるように、ワイヤーで引っ張り、屋根材と繋げます。

応急処理に近い補修ですが、ワイヤーが劣化したり、雨樋が再度雪の重みなどで曲がらなければ、これでも雨水を通常通り流すことができます。

また、雪が溜まりにくくなるアイテムを設置することで、再発を防ぐことも可能です。

雨樋の交換

交換は、曲がってしまった軒樋、またそれに付属する縦樋や留め具も含めて新しいものに変えます。

当然、補修よりも材料費・手間費がかかりますので割高になりますが、より強度の高い雨樋にすることで、再発を防止できます。

よく見る金属製の半円型の軒樋から、塩ビ加工の深いＵ字型の軒樋に交換するといったかたちです。

また、雨樋の交換は、状況が合えばご加入の「火災保険適用」になる可能性があります。

外壁塗装工事のついでに保険適用で雨樋を交換し、得をしたというケースもたくさんありますよ！

まずはご加入の火災保険会社さんに問い合わせて、お家の雨樋の状況を見てもらうといいでしょう！

保険適用になると言われた場合には、交換する業者からの見積もり・写真の提出を求められることがあるので、そのような順序で進めましょう。

雨樋補修費用・足場代金

補修と交換、どちらも共通して言えることが、足場を必要とする可能性が高いことです。

足場代は材料費や施工費よりも高くなる可能性が高く、悩みの種となるかもしれません。

足場代だけで３０～５０万円もする場合だってあります。そうなると、工事自体を躊躇してしまいますよね。

工事内容もさることながら、「足場代がなるべく安い業者」を選んだり、

外壁塗装など足場を要する際に、一緒に見積もってもらうようにすると、お得に交換工事ができます！

せっかくのお家のてっぺんまで届くような足場をかけるのだから、雨樋交換工事以外にも、できることはしておきたいですよね。