塗料の艶とは?種類と違い
長野県松本市周辺の皆さんこんにちは。
長野県松本市周辺の外壁塗装&屋根塗装専門店の サンテクペイント です。
塗料は艶の程度にも種類があるのはご存じでしょうか?
弊社で扱っている塗料でも数種類の艶があり、好みの質感をお選び頂くことができます。
この記事では、艶の程度で見た目や性能にどんな違いがあるのか解説させて頂きます。
目次 └ 耐久性の違い |
塗料の艶とは?
塗料の艶とは、光の反射で外壁が光って見える光沢のことで、光沢度やグロス値と呼びます。
60°の角度から光を当て、その光を何%反射するかで光沢度が決まります。
弊社に相談に来られる方でも塗料の艶に種類があることを知らない方はそこそこいらっしゃいますが、光沢度の高い順に艶有り(全艶)/ 7分艶 / 5分艶(半艶)/ 3分艶 / 艶消し(艶無し)の5種類があります。
艶の種類 | 光沢度の目安 |
艶有り(全艶) | 70%以上 |
7分艶 | 約50~65% |
5分艶(半艶) | 約30~45% |
3分艶 | 約10~25% |
艶消し(艶無し) | 5%以下 |
ただし塗料によって選べる艶は違いがあり、例えば油性塗料は艶を消すのが難しいため基本的には艶有りのものが多く、艶消しのものはかなり少なくなります。
反対に水性塗料であれば、艶消しまで可能な塗料は比較的多くあります。
艶の違いによる色の見え方
同じ色でも艶の程度によって異なる色に見えることもあるため、色選びの際にはこの艶の種類も重要になってきます。
また最近の塗料は比較的、艶有り / 3分艶 / 艶消しの3パターンが多くなっています。
※上記画像は実物の艶とは異なるため、参考程度にご覧ください。
艶の調整方法
塗料は、主に顔料 / 樹脂 / 溶媒 / 添加剤で構成されており、ここに艶消し剤を加えることで艶を調整することができます。
この艶消し剤が塗膜の表面に凹凸を作り、光を乱反射させることで光沢を抑えます。
耐久性の違い
塗料は、艶消しを行うとある程度耐久性が落ちてしまいます。
艶消し剤を入れることで他の成分の割合が減ってしまうこと、塗膜の表面に凹凸ができることで汚れ等が付きやすくなることが原因です。
そのため、艶が減るほど耐久性も低下します。
具体的には、艶有りと艶消しでは1~2年ほど耐用年数に差が出るとされています。
艶の種類
艶の種類は5種類ありますが、どの塗料でも選べるわけでありません。
塗料の種類によって艶消しできる範囲が違いますので、艶有りしかないものや逆に艶消ししかないもの、艶有り~艶消しまで好きに選べるものなど塗料やメーカーによって様々です。
艶有り(全艶)
艶有り(全艶)とは、光沢度 70%以上の艶のことを指します。
最も光の反射が強く輝いて見えるため住宅を目立たせたい場合におすすめです。
また、上述したように塗料は艶がなくなるほど耐久性も落ちるため、特に艶にこだわらない方にも耐久面でおすすめできます。
7分艶
7分艶とは、光沢度50~65%程度の艶のことを指します。
艶有りほどの光沢はなく、天候などによっては落ち着いて見える程度の光沢度です。
5分艶(半艶)
5分艶(半艶)とは、光沢度30~45%程度の艶のことを指します。
7分艶よりも更に光沢が抑えられ、艶有りと艶消しのちょうど中間の程よい光沢度です。
3分艶
3分艶とは、光沢度10~25%程度の艶のことを指します。
少し艶がある程度で、日当たりが良ければ少し光沢が見られる程度の光沢度です。
目立たせたくないが、マット感は出したくないという方におすすめです。
艶消し(艶無し)
艶消し(艶無し)とは、光沢度5%以下の艶のことを指します。
ほとんど光沢がないため、住宅を目立たせたくない方やモルタル外壁などの住宅におすすめです。
ただし艶消し剤が最も多く含まれているため、耐久性も比較的劣ってしまいます。
まとめ
塗料の艶について解説させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
艶有り艶無しには見た目だけでなく、性能面でも違いがあります。
しかしそこまで大きな差はないので、艶を気にしない方は艶有りを、こだわりがある方は迷わず3分艶や艶消しなどを選ぶのも良いでしょう。
記事をご覧頂き誠にありがとうございました。
これからも長野県松本市密着の外壁塗装専門店「サンテクペイント」を
よろしくお願い申し上げます。
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