塗装工事の工程について
長野県松本市周辺の皆さまこんにちは。
長野県松本市周辺の外壁塗装&屋根塗装専門店の サンテクペイント です。
塗装工事は、塗装だけでなく前後にも様々な工程があります。
その全てが重要な役割を持っていますが、一体どのような工程があってなぜ必要なのでしょうか?
今回は、実際に工事が始まるところからどんな工程があるのか解説させて頂きます。
目次 ┖ ①-3 足場設置 ┖ ⑤-3 最終確認 |
塗装工事の工程
各項目は、施工内容や状況によって内容や順序が変化します。
ここでは、外壁 / 屋根 / 付帯部の塗装を行う工事として解説していきます。
①事前準備
④塗装
⑤片付け
①事前準備
①-1 近隣の方々へのご挨拶
工事を始める前に、まず近隣の方々へご挨拶に伺います。
施工にあたって、足場材を積んだトラックの通行や足場設置・解体の騒音、使用する塗料の臭いなど、少なからずご迷惑をおかけすることになります。
近隣の方々とのトラブルを起こさないため、事前に必ず挨拶状を持ってご挨拶に伺い、施工のご了承を頂きます。
①-2 仮設トイレ設置
職人が利用するための仮設トイレを敷地内に設置させて頂きます。
敷地内に設置できる場所がない場合や、付近に公共のトイレがある場合などは設置しないこともあります。
①-3 足場設置
足場を施工箇所に設置します。
外壁や屋根全体を塗装する場合は、建物をぐるっと囲むように足場を設置し、屋根に落下防止の手摺を設置できる高さまで伸ばします。
一部のみ塗装を行う場合などは、必要な部分のみ足場を設置します。
屋根塗装を行わない場合や、屋根の低い平屋などでは足場の設置が必要ない場合もあります。
また、足場は基本的に外壁から約1mほど離れたところから設置を始めますが、もし足場を設置する空間がなく道路にはみ出してしまう場合には道路占有許可が必要になるため、その分の手間と費用がかかってしまいます。
それに加え、足場材を積んだトラックが敷地内に止められず道路に停車しなければならない場合には道路使用許可も必要になってきます。
道路使用許可:申請費用2300円(長野県)
道路占有許可:地域や物件の状況による
①-4 飛散防止メッシュシート設置
足場の外側に飛散防止メッシュシートを掛けます。
このメッシュシートは、塗料などが車や道路、近隣の住宅などへ飛散するのを防止するためのもので、強度 / 採光性 / 防火性にも優れ、風圧から足場を保護する役割もあります。
②下地処理・補修
②-1 ケレン及び高圧洗浄
ケレンと高圧洗浄を並行して行います。
ケレンとは、電動工具や手工具を用いて主に鉄部の錆びを落とす作業のことです。
高圧洗浄は基本的に屋根から始め、上から下に向かって洗浄を行います。
ケレンと高圧洗浄により、錆びや古い塗膜、汚れなどを落として下地を清潔にすることで、塗料の密着性が高まります。
これを行わないとほぼ間違いなく塗料が上手く密着せず、施工後数か月で塗膜が剥離してしまったり錆びが広がってしまうこともあるため実は最も重要な工程であると言っても過言ではないかもしれません。
②-2 養生(マスキング)
養生は、サッシ周りやその他塗料が付いてはいけない部分をマスキングして守る工程です。
この養生を丁寧に行うことで仕上がりも綺麗になるため、職人の腕の見せ所とも言えるでしょう。
具体的には、サッシ周り / 玄関周り / 看板や表札 / 置物や植物 / 室外機等 / 車両 などを養生します。
③コーキング施工
③-1 古いコーキングの撤去
劣化して機能を失った古いコーキングを撤去します。
カッターで切れ込みを入れてから剥がしていきます。
コーキングは、主にサイディングなどの外壁の隙間を埋めるためのもので防水性や気密性を高める効果があります。
③-2 ボンドブレーカー補修
周りをマスキングしてからボンドブレーカーの補修を行います。
コーキングを撤去する際に一緒に剥がれてしまったり、新しいコーキングとの相性が悪い場合などに貼り替えします。
ボンドブレーカーは、コーキングの下に貼付してコーキングの3面接着を防ぐためのテープです。
3面接着を防ぐことによりコーキングの伸縮性を保ち、地震などの揺れに強くなりひび割れが起こりにくくなります。
③-3 専用プライマー塗布
専用プライマーを塗布します。
プライマーは専用の下塗り剤で、コーキングの密着性を高め寿命を延ばす効果があります。
これを行わなかった場合、すぐにコーキングが剥離してしまいます。
プライマー塗布後、30分以上乾燥を待ってから次の工程に移ります。
③-4 コーキング充填(打替及び増打)
新しいコーキングを充填していきます。
コーキングは基本的に撤去して新しく充填する打替を行いますが、コーキングの劣化が見られない箇所や、サッシ周りのコーキング撤去時に防水紙を傷つけてしまう可能性がある箇所などは増打を行う場合もあります。
ですが、増打の場合古いコーキングが剥離すると新しいコーキングも剥がれてしまうため、基本的には打替をおすすめします。
④塗装
④-1 屋根塗装(3回塗り)
屋根の塗装を行います。
基本的に下塗り / 中塗り / 上塗り(仕上げ)の3工程で塗装します。
下塗りは中塗りと上塗りの密着性を高めるための専用の塗料を使い、中塗りと上塗りは同じ塗料を使います。
同じ塗料を2回塗る理由は、規定の塗膜の厚みを確保して耐久性を高めるためです。
屋根の劣化が著しい場合には、4~5回塗りになることもあります。
④-2 付帯部塗装(2~3回塗り)
付帯部は、外壁と屋根以外の塗装を行う箇所のことを指します。
具体的には、軒天 / 破風 / 鼻隠し / 雨樋 / 水切り / 幕板(帯板)/ 雨戸 / 戸袋 / 笠木 などがあります。
箇所によって2回塗り、3回塗りかが違います。
※写真は鼻隠しの塗装時のものです。
④-3 外壁塗装(3回塗り)
外壁は基本的には3回塗りですが、クリア塗料や一部の塗料は2回塗りのものもあります。
2回塗りの塗料は工程が少ない分耐久性が落ちると思われがちですが、2回塗り専用で作られている塗料なので工程の違いによる耐久性に差はありません。
ただし、工程が少ない分費用は抑えられ、工期も短く済みます。
⑤片付け
⑤-1 仕上がり確認
上記の作業を終えた後、担当者や監督で仕上がりの確認を行います。
足場を解体してしまうと確認も手直しもできなくなってしまうので、塗料が飛んでしまっていないか、塗り忘れや間違いがないかなどを確認し、修正が必要な箇所があればこの時点で修正を行います。
⑤-2 足場解体及び清掃
確認を終えたら、足場解体に取り掛かります。
解体は大体半日程度で終わるので、その後清掃をして完了となります。
⑤-3 最終確認
全ての工程を終えたら、施主様に同伴して頂き最終確認を行います。
ご希望通りの仕上がりになっていることを確認して頂けたら、施工完了となります。
まとめ
以上が大体の施工内容になります。
案件によって内容や順序は変わりますが、基本的にはこのような流れで施工を行います。
上記の全てが必要な工程であり、弊社では必ずこれらの工程を正しく行っています。
ぜひ、信用のサンテクペイントをよろしくお願いいたします。
記事をご覧頂き誠にありがとうございました。
これからも長野県松本市密着の外壁塗装専門店「サンテクペイント」を
よろしくお願い申し上げます。
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