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塗装工事の必要書類

塗装の豆知識 2024.09.16 (Mon) 更新

皆さま、こんにちは。
長野県松本市・上田市密着の外壁塗装・屋根塗装専門店 サンテクペイント です。

 

今回は、塗装工事で使用する書類についてのお話をさせていただきます。

塗装工事には品質管理の為に「PQA塗装工事基準」という基準が定められています。

これは工事を発注するお客様と、受注する塗装業者の間での認識の違いを防ぐためのもので、施工のトラブルの回避や工事の効率アップに活かされています。

この基準には基本事項として、「役割の定義」・「工事関係書類」の運用が定められていますので、今回はその「工事関係書類」の種類や、それぞれの持つ意味や役割についてご紹介します。

一覧にすると、下表のようになります。

 

工事関係書類一覧

書類名

内容 作成時期

工事発注者(施主様)への提出

提出時期

診断報告書

工事の対象、工事内容を決めるための資料 見積前 必須 見積提案時

見積書

工事の内面、面積、工事単価を具体的に示す 工事提案前(契約前) 必須 見積提案時

工事仕様書

部位ごとの工事内容と使用材料を具体的に示す 工事開始前 任意 工事開始前

工事工程表

工事のスケジュール表 工事開始前 任意 工事開始前

工事工程進捗チェック表

工程ごとに写真を撮影するためのチェック表 工事開始前 任意 工事中

工事アルバム

チェック表記載の部位・工程などをもれなく撮影 工事中 任意 工事中

工事完了報告書

適切な工事を行った記録として作成 工事完了後 任意 工事完了後

 

続いて、各書類の詳細をご説明します。

書類によっては作成様式に指定がある書類や、発注者(施主様)への提出が任意となっている書類もあります。

 

診断報告書 (作成:必須/様式:任意/提出:必須

「診断報告書」「現場調査報告書」とも呼ばれます。

見積書を作成する際に、建物の状況を確認して、工事の対象や工事内容を決めるための資料です。

発注者に対して工事箇所や工事の仕様、必要性を説明するためにも重要な資料です。

様式や名称は任意ですが、必ず作成して見積書とあわせてお客様に提出します。

 

見積書 (作成:必須/様式:任意/提出:必須

「見積書」は、具体的な工事の内容・仕様・数量・金額を示した、契約の基礎となる書類です。

特に、工事の内容・面積・工事単価を具体的に示すことが必要です。

例えば、破風・軒天・雨樋などは個別に見積項目を設定して見積書に記載しますが、複数の部位の工事をまとめて「付帯部塗装工事 一式」と記載する場合は付帯部が建物のどの部位を指し、どのような工事を行うかを特定することができません。

この場合は診断書、報告書に工事の対象となる部位と工事内容を記載して、補完書類としなくてはなりません。

 

工事仕様書 (作成:必須/様式:指定/提出:任意)

「工事仕様書」は、見積書と診断報告書をもとに、部位ごとの工事内容と使用材料を具体的に記載した書類です。

塗装工事は工事仕様書に基づいて行われますので、工事の内容を決める最も重要な書類です。

作成の際には部位ごとに施行内容が適しているかどうか確認を行います。

 

工事工程表 (作成:任意/様式:任意/提出:任意)

「工事工程表」は、工事の進捗管理を行うためのスケジュール表です。発注者(施主様)の都合を考慮し、相談をした上で決定します。

工事作業者と進捗を共有し、工期を遵守するために活用されます。

た、工事現場近隣に予定日の説明を行う際にも利用します。

天候不順などで工事の遅れが予想される場合は、早めに修正計画を提出する必要があります。

 

工事工程進捗チェック表 (作成:必須/様式:指定/提出:任意)

「工事工程進捗チェック表」は、工事仕様書に記載された公示対象部位について、工程ごとに写真を撮影するためのチェック表です。

使用する材料(塗料等)の写真も撮影対象です。

予定された工事が予定通りに行われているかを確認・証明するための根拠になります。

 

工事アルバム (作成:必須/様式:任意/提出:任意)

「工事アルバム」とは、工事中に撮影した写真をデジタルデータとして保存し、個別の写真ごとに撮影日付、撮影箇所、撮影の対象となった工程が特定できるようにしたものです

工事工程進捗チェック表に記載された撮影箇所(部位)と工程の組み合わせで、必要な工事写真が決まります。

建設業者の営業に関する図書の保存期間は10年という定めがあるため、10年以上安全に保存できるクラウド上の写真管理サービスや、アプリケーションの利用が推奨されています。

 

工事完了報告書 (作成:任意/様式:任意/提出:任意)

「工事完了報告書」は、工事アルバムに保存した工事写真を使用して、工事の施工状況がわかる記録として作成します。

工事の進捗状況や出来栄え、適切な工事を行った記録を発注者(施主様)にわかりやすく説明するための書類です。

 

 

いかがだったでしょうか?😊

塗装工事は、この通り多くの書類を使用することで、情報共有・認識の共有を行いながら施工されています。

サンテクペイントでは、外壁塗装工事や屋根塗装工事、その他屋根カバー工事などの各種工事において、上記の書類、あるいは詳細なデジタルデータを準備・作成して工事に取り組んでおります。

またお施主様には「診断報告書」や「見積書」はもちろん、少しでもご安心いただけるよう期間中に「工事アルバム」の写真をご確認いただいたり、任意提出である「完了報告書」も必ずお渡しさせていただいております。

そのほかにも、工事進捗状況も都度のご報告やホワイトボードを利用しての共有を行い、徹底した品質管理や現場管理に努めております!

 

長野県で安心・高品質な塗装工事をお求めの方は、是非サンテクペイントをご利用ください!✨

 

記事をご覧いただき誠にありがとうございました。

これからも長野県松本市・上田市密着の外壁塗装専門店「サンテクペイント」を

よろしくお願い申し上げます。

また、「サンテクペイント」では、松本市・上田市に限らず、安曇野市・塩尻市・佐久市・小諸市など、

長野県内の各地域へご訪問・ご対応をさせていただきます。

遠方にお住まいで店舗へのご来店が難しい方も、是非一度お気軽にご相談ください。

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