屋根シリーズ2【スレート屋根】
こんにちは。
長野県上田市の外壁塗装&屋根塗装専門店の サンテクペイント です。
本日は、【 スレート屋根 】についてお伝えさせて頂きます。
スレートは、北海道や東北を除いてよく見かける屋根材です。今回は、スレートの説明と、化粧スレートの特徴、メリット・デメリット、劣化症状について紹介していきます。 |
スレートとは
スレートとは、薄い板状の屋根材です。本来は粘板岩を薄く切ったものを屋根に葺いているものを言います。ヨーロッパのお城などで用いられていることが多く、これを”天然スレート”と呼びます。
天然スレートと化粧スレートの2種類がある
天然スレートは、耐久性が高く重厚な雰囲気があり、東京駅などで用いられています。しかし、価格が高く重いので、一般住宅ではほとんど用いられることはありません。一般住宅で用いられるスレートは、セメントが主成分の”化粧スレート”です。
化粧スレートの特徴
化粧スレートは、「平板スレート」「厚型スレート」「波型スレート」の3種類があり、現在の戸建で用いられるのは「平板スレート」です。波型スレートは、主に工場で用いられており、厚型スレートは平板スレートより高価なため、現在は生産されていません。
平板スレート
5mmの厚さで板状のスレート。薄板スレート、薄型スレート、人造スレートとも呼ばれています。戸建てで最も普及しているスレートで、カラーベストやコロニアル、バミールなどブランド名や商品名でも有名です。
化粧スレートのメリット・デメリット
メリット
耐震性が高い
化粧スレートは軽量で、日本瓦の3/1程度の重さです。そのため、揺れの影響を受けづらく耐震性に優れています。
施工費用が安い
スレート屋根は、構造が単純なので安価な屋根材です。日本瓦の施工費用の約半額程度の金額で施工ができます。
豊富な色
表面に塗装を施しているので、色の選択肢が豊富にあります。
デメリット
デザインが少ない
化粧スレートは一つのデザインしかありません。ガルバリウム鋼板であれば、和風や洋風などの様々なデザインがあります。
耐久性が低い
スレートの耐久年数は20~30年程度で、ガルバリウム鋼板や日本瓦に比べて耐久年数が劣ります。ガルバリウム鋼板の耐久年数は20~40年程度、日本瓦は50年以上の耐久年数です。
豪雪地帯には向かない
豪雪地帯は、雪解け水が多く発生して雨漏りが起こる危険性があるため。スレートは不向きです。
劣化症状
ズレや割れ
経年劣化や雨風の影響で、スレートのズレや割れが起こります。雨水が浸入する可能性があるので、早急な補修が必要です。
色あせ・塗膜の剥がれ
色あせや塗膜の剥がれは、経年劣化や施工不良によって発生します。塗膜の防水機能が低下している、もしくはなくなっている状態なので、塗装を施して防水する必要があります。
コケや藻の発生
美観が悪くなるだけではなく、塗膜の劣化が早くなります。高圧洗浄で落とすことができます。
今回はスレート屋根について説明させていただきました。これからも他の屋根材について紹介させていただきます。ぜひご覧いただき、興味を持っていただけたら幸いです。今までの投稿で外壁についても紹介しているのでぜひご覧ください。屋根・外壁塗装について、お困りな点等ありましたらぜひ弊社にお問い合わせください!
記事をご覧頂き誠にありがとうございました。
これからも長野県上田市密着の外壁塗装専門店「サンテクペイント」を
よろしくお願い申し上げます。
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