屋根塗料の種類と特徴を大解説!~屋根用塗料はどんなものを選べば良い?~
長野県上田市の皆さんこんにちは。
長野県上田市の外壁塗装&屋根塗装専門店の サンテクペイント です。
本日ブログを執筆させていただきます、事務担当の湯澤です🍊
皆さん、お家の屋根って見たことありますか?
都会のような平地の場合、屋根は登りでもしなければ見れませんが、長野県は土地の高低差があるので都会に比べると屋は見やすいかもしれません。
しかし、普段「屋根はどうなっているのかなぁ、見てみようかな」なんてならないですよね。外壁のように目の届く場所ではないので、なかなか自分のお家の屋根がどんな状態か見る機会はないと思います。
しかし外壁と同じで、屋根も日々紫外線や雨風からお家を守ってくれており、時間が経つとともに劣化が進行していきます。
経年劣化で塗料の性能が落ちれば色褪せから始まり、ひび割れ・欠け・ズレなどが生じ、強風が吹けば飛散の恐れがあり危険ですし、雨が降れば雨漏りを引き起こすこともあります☠
屋根も定期的なメンテナンスが必要で、怠ってしまうと破損などにより取り換えなどの大工事にもなり高額な費用がかかってしまいます。
今回はそんな屋根を守ってくれる屋根塗料の種類をご紹介致します!
是非、ご参考にしていただいてメンテナンスを行って安心して過ごせるお家を手に入れましょう🏠
屋根塗料の種類
外壁塗料は以前ご紹介しまいしたが、屋根も外壁も使用する塗料はあまり変わりません。
塗料は「合成樹脂」「顔料」「添加剤」の3つの成分で構成されています。シリコンやウレタン、フッ素と呼ばれる合成樹脂は塗料のグレード・耐久性を決める成分です。添加剤には艶、弾性などの機能を発揮させる成分です。塗料の質やグレードはこの合成樹脂・添加剤で決まります。(ちなみに顔料は着色料)
含まれている合成樹脂によって値段が大幅に異なり、機能性や特徴も全く違います。
業者や塗料メーカーによっても変わってきますので、あくまで目安ですが下記にまとめました。
塗料の種類 | 耐久年数 |
1缶あたりの費用 |
シリコン | 約5~10年 | 15000~40000円 |
フッ素 | 約10~15年 | 40000~80000円 |
無機 | 約13年~20年 | 50000~120000円 |
◎塗料は基本的に耐久年数と値段が比例します。耐久年数が長いほど費用も高く短いほど安いです。
◎塗料選びのポイントとしては、「先のことを考えて選ぶ」ことです。この先何年今の家に住むか、どれくらい持たせたいかなど。1回の費用が安くても、安い分今後も頻繁に塗り替えが必要になりますので、費用がかさみます。また、逆に1回の費用が高くても長持ちさせることができればコスパを抑えることができます。
屋根は外壁よりもさらに紫外線からの影響を受けやすく、特に陽が当たる時間が長い面は当たらない面に比べて明らかに劣化が早く進行します。紫外線は塗膜を劣化させる一番の要因です。
では、屋根を塗装するときにはどんな機能性を重要視して選んだら良いのでしょうか?
*遮熱性
夏になると、赤外線が建物表面の温度を上昇させ建物の中まで暑くなります。
とくに屋根の場合、最も暑い日中には表面温度は60℃にもなることがあり、これが建物内にも伝わり室内温度が高くなってしまうのです。
そこで、「遮熱性塗料」の出番です!
表面に塗装することで、赤外線を反射し塗膜表面の温度上昇を抑制することができます。
一般的な塗料と遮熱塗料を比較した場合、表面温度の差は5度も変わったという実験の結果も出ています。
夏の室内温度を下げることで、エアコンの使用量が減り光熱費削減に繋がります。
*断熱性
遮熱性とよく似た機能で、赤外線を反射仕立物が受ける熱の影響を軽減し、室内の温度上昇を抑制し、塗膜に熱源をため込むことで熱を伝わりにくくするのが断熱塗料です。
また、熱の移動を最小限に抑えられるので冬も室内温度を逃がさず温度を保つことができます。
屋根以外にも外壁。内装にも塗装できるので、屋根は遮熱塗料、外壁は断熱塗料と使い分けると更に良いでしょう★
屋根塗装の相場はどれくらい?
塗料の種類をご紹介しましたが、当然ながら塗料の費用だけでは工事はできません。
屋根を塗装するには足場架設が必要ですし、洗浄の際に飛散防止のネットも張ります。劣化に応じて補修も必要ですので、補修代もかかることがあります。
これらも込みで考えた場合、平均の費用はどうなるでしょうか?
一般的な2階建ての住宅(塗り面積200㎡の場合)の費用相場は60~120万円と言われています。
しかし、建物によって大きさ、素材、劣化状態も全く違いますので、正確な値段が知りたい場合はやはり業者にお見積りを依頼しましょう。
ちょっと豆知識
知っておくと役立つ屋根塗料を選ぶときの注意点をご紹介します。
★色によって遮熱効果が変わる
遮熱効果があっても、色によってその効果の出方は若干変わります。黒系の色の方が白系の色に比べて表面温度が上昇するのは、普段の生活でも皆さんが経験しているのではないでしょうか?
暗く濃い色の方が日射反射率が低く表面温度は高くなります。
逆に明るく薄い色の方が日射反射率が高く表面温度は低くなります。
つまり遮熱塗料とはいえ、暗く濃い色の遮熱塗料と明るく薄い色の一般塗料と比べた場合、同じくらいの効果になることもあります。
色選びは屋根塗装をする上でかなり重要ですね。
★DIYで塗装したらどうなる?
最近はご自身で塗装を行う方も増えているようです。
ホームセンターにも塗料が販売されており、費用も抑えられるのでメンテナンスを考える際に多くの方がDIYも検討されるのではないでしょうか?
しかしやはり、外壁・屋根塗料を専門に扱っている塗料メーカの塗料とホームセンターに売っている塗料とでは明確な違いが発生します。
ホームセンターなどで販売されている家庭用塗料は、初心者でも扱いやすく塗料の性能はとても低いものです。耐久性の高い油性の塗料や2液の塗料は塗料専門店でいしか販売していなかったり、業者が直接塗料メーカーから販売されているケースがほとんどです。
また、屋根のDIYはとても危険です。初心者の方の場合足場欠けることができませんので、足場なしで屋根に上ることになります。
やはり屋根と塗装を検討された際には、高所の作業の慣れている業者さんに頼みましょう。
記事をご覧頂き誠にありがとうございました。
これからも長野県上田市密着の外壁塗装・屋根塗装専門店「サンテクペイント」を
よろしくお願い申し上げます。
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