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【外壁解説】サイディング外壁とは?

塗装の豆知識 2023.11.02 (Thu) 更新

長野県松本市の皆さんこんにちは。 
長野県松本市の外壁塗装&屋根塗装専門店の サンテクペイント です。

 

今回は、新人の佐藤より「サイディング外壁とは何か」ということについてお話させて頂きたいと思います。

サイディングは、国内の新築戸建ての90%以上に使われている外壁材です。

『何となくは知ってるけど…』『うちもそうだけど詳しくは知らない…』そんな方々に向けて、

サイディングとはどういう外壁材なのか、なぜ人気なのかを今回の記事で解説していきたいと思います。

 

─目次─

サイディングとは?

サイディングの種類

 窯業系サイディング

 金属サイディング

 樹脂サイディング

 木質系サイディング

まとめ

サイディングとは?

サイディングは、1990年代以降から主流となっている板材で、サイディングボードとも呼ばれています。

1990年以前は、モルタル(砂とセメントと水を練って作られる外装材)が主流でした。

なぜ、モルタルからサイディングへと移り変わっていったのでしょうか。

 

サイディングの種類

サイディングには大きく分けて4種類あります。

一口にサイディングと言ってもそれぞれが異なる特長を持っているため、事前にしっかり調べておくことが非常に大切です。

共通点としては、タイルのように1枚1枚張り合わせたり、モルタルのように広い面積を塗ることもないので短い工期で済むこと、

工場で生産・管理されているため品質が安定していること、そして一般的には初期費用がタイルやALCに比べると安価ということがあげられます。

ここから、弊社で実際に施工した住宅の写真を使いながら解説していきます。

 

窯業系(ようぎょうけい)サイディング

窯業系サイディングは、4種類あるサイディングの中でもっとも主流のサイディングです。

セメントをベースに繊維を配合して窯で仕上げたサイディングで、国内の新築戸建てでの使用率は70%を超えます。

長野県 松本市 外壁塗装

 

窯業系サイディングの特長は、

ラインナップが豊富で石柄やタイル柄、木目柄などバラエティ豊富でデザイン性が高いこと、

セメントベースの固い素材のため、衝撃や地震などに強く防火性も高いこと、

紫外線などによる褪せを抑える塗料や汚れを落としやすくする防汚機能があること、

などがあげられます。

 

しかしデメリットとして、素材の特性上熱を蓄積しやすく夏場は室内の気温が上がりやすくなります。

その為、遮熱効果のある塗料を使用するなどの対策が必要になります。

また、全体的に改修することになった場合にコストがかかるというデメリットもあります。

 

金属サイディング

金属系サイディングは、ウレタンなどを芯材とし、裏面にアルミなどを使用したシートを使ったサイディングです。

リフォーム建材や、新築用の外壁材として近年注目されています。

長野県 松本市 外壁塗装

 

金属サイディングの特長は、

寒暖差で劣化が起こる「凍害」に強いため、長野県のような寒冷地でも安心して使用できること、

比較的軽いサイディングの中でも特に軽く、窯業系サイディングの約1/4の軽さで躯体への負担が少ないこと、

金属ならではのメタリックな質感で、他の素材にはないスタイリッシュなデザインに仕上がること

などがあげられます。

 

デメリットとしては、

薄い素材であるため傷やへこみがつきやすい、窯業系に比べて初期費用が高い、などがあります。

 

樹脂サイディング

樹脂サイディングは、アメリカやカナダで広く使用されているサイディングです。

薄くて軽いが強度にも優れる素材として、日本でも徐々に注目され始めています。

 

長野県 松本市 外壁塗装

 

樹脂サイディングの特長は、

寒暖差でも劣化せず錆びないため、潮風の吹き付ける地域や、気温の低い寒冷地でも住宅をしっかり保護できること、

色褪せや変色に強いため、長期に渡って美しい外観を保つことができること、

金属サイディングよりもさらに軽く、躯体への負担を軽減できること、

などがあげられます。

 

その反面で、軽くて薄い素材のため遮音性に劣る傾向にあることや、

日本で対応している施工会社が少ないというデメリットがあります。

 

木質系サイディング

木質系サイディングは、天然の木に塗装を施したサイディングです。

自然そのものの質感や温もりある仕上がりで、こだわりを感じさせる外観に仕上がります。

 

長野県 松本市 外壁塗装

 

木質系サイディングの特長は、

天然の木を使用するため、自然の味わいのある外観に仕上がること、

熱を吸収しにくい素材の外壁材のため、断熱性が高いこと、

などがあげられます。

 

デメリットとして、他のサイディングに比べて価格が高く、木製で耐水性が低いため経年劣化しやすいということがあげられます。

また、施工難易度が高く、施工業者が限られてしまうことも大きなデメリットです。

 

まとめ

以上、サイディングの解説でした。

近年人気のサイディングですが、どんな種類のサイディングがあって、どんなメリットデメリットがあるのか、

この記事を参考にして、実際に施工する際の助けになれればと思います。

 

 

記事をご覧頂き誠にありがとうございました。

これからも長野県松本市密着の外壁塗装専門店「サンテクペイント」を

よろしくお願い申し上げます。

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