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外壁塗装のコーキングの打ち替え・増し打ちの違い~コーキングの必要性とは~【長野県上田市・東御市・小諸市・佐久市の皆さんへ】

塗装の豆知識 2023.11.08 (Wed) 更新

長野県上田市の皆さんこんにちは。 
長野県上田市の外壁塗装&屋根塗装専門店の サンテクペイント です。

 

お家がサイディングです!という方は必見です。

サイディングとは、パネルをつなぎ合わせた外壁ですが、軽量で耐震性も高く、デザインが豊富で現在最も主流となっている外壁材ですね。

このサイディング材、他の外壁材ではあまり行わない補修内容が必要不可欠ですが、なんだと思いますか?それは『目地の補修』です。

サイディング外壁には必ずと言って良いほど外壁パネルと繋ぎ目にコーキング(シーリング)という目地が入っています。

この目地は外壁同様、日々紫外線や雨水に晒され劣化していますので、外壁塗装の際には補修が必要です。

今日は、このコーキング(シーリング)のメンテナンス目安や、補修方法を皆さんにお伝えさせていただこうと思います。

長野県 上田市 外壁塗装 屋根塗装 雨漏り リフォーム

 

~目次~

コーキングとは? 

コーキングの種類

∟アクリル系

∟ウレタン系

∟シリコン系

∟変成シリコン系

コーキングの補修方法

∟増し打ち

∟打ち替え

∟先打ち

∟後打ち

施工順序

まとめ

 

コーキング(シーリング)とは?

コーキングとは、パネル同士の繋ぎ目を埋めるためのゴムのようなものです。主な役割としては、パネルとパネルの間から雨水などが浸入を防ぐため、また、衝撃や揺れ、サイディングの動きに追従してひび割れなどを防ぐためです。サイディングの目地以外にも、建材を固定したり、ひび割れの補修、屋根の補修など、様々な部分で使用されています。コーキングは、シーリングとも呼ばれることがありますが、これは同じ意味で使用されています。業者や年代、現場、地域などによって呼び方が異なることもあります。

 

コーキングの種類

コーキングは様々な用途で使用されています。使用する箇所の素材や状態によって、使用するもの変わります。

アクリル系

水性の素材なので、伸びが良く作業性に優れています。また乾燥していない湿った箇所でも施工できるというメリットもあります。ただし、硬化した状態になると肉痩せしやすいので、耐久性、耐候性は他の種類のものと比べると低めです。特に、紫外線による劣化は進行もはやいので、ひび割れしやすいので、外壁への使用はおすすめしません。

ウレタン系

耐久性がとても高く、外壁の使用には適しています。硬化することでゴムのように弾力が高まり、地震などの揺れの衝撃による外壁のひび割れや目地に対しても高い密封効果を発揮します。しかし、紫外線が当たりやすい西側、南側は必ず塗装による保護が必要です。更に、アクリルとは違い、硬化するまでに3~7日かかり、乾燥させる際にも紫外線が当たらないようにする必要があります。

シリコン系

シリコン系コーキングも耐久性が高く、外壁に適しているコーキング材と言えます。一般的に見ても、シリコン系のコーキングは多く使用されています。価格的にも比較的安価で、且つ、耐候性、耐水性、耐久性、また耐熱性にも優れています。しかし、素材の特性上、表面から油が染み出ることがあるので、塗装をしても剥がれやすくなってしまう懸念点があります。

変成シリコン系

変成シリコン系のコーキングは硬化時間がはやく作業性に優れ、外壁への使用に最適です。シリコン系とは異なり、コーキングの上から塗装しても剥がれることはなく、またウレタン系とも異なり塗装で保護をしなくても十分な耐久性を発揮します。施工後30分でほとんど硬化し、1時間で上からの塗装も可能です。完全硬化まで3日もかからないので、とても扱いやすくなっています。しかし、耐久性も高く、作業性も高いとなると、他の種類のものと比べて価格は高くなります。

 

コーキングの補修内容

コーキングは4種類あり、持たせたい耐久年数や今のコーキングの状態などによって適切な施工方法を選ぶ必要があります。

増し打ち

既存のコーキングの上からプライマーを塗装し、新しいコーキングを充填する施工方法です。コーキングの劣化が軽度の場合や窓サッシ周りのコーキングの施工は増し打ちで行うことが多いです。

打ち替え

既存のコーキングは撤去し、新しいコーキングを充填する施工方法です。コーキングの劣化が重度の場合や、建物自体メンテナンス予定を長期で検討している場合(塗装工事で使用する塗料の耐久性が長い場合)には、打ち替えをお勧めしています。

先打ち

外壁塗装を行う際は、基本的にコーキングは先に補修を行い、上から塗装をします。こうすることで、コーキングを保護することができ、しっかりと長持ちさせることができます。

後打ち

後打ちは比較的稀なケースです。塗料の成分が無機やフッ素で硬い塗膜を形成するタイプのものの場合、コーキングの上から塗装を行うと、コーキングの動きに塗膜が追従せずひび割れを起こしてしまう可能性があります。後打ちであればコーキングがひび割れすることなく、耐久性を保つことができます。ただし、新築時のように、コーキングが剥き出しの状態になるので、耐久性が高いものを選ぶことをお勧めします。

 

施工順序

①コーキング撤去

打ち替えを行う場合、既存のコーキングを撤去します。この時、コーキングがボロボロと取れてくる状態でなければ、カッターを挿し込み切り離していきます。

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②プライマー塗布

プライマーとはコーキングの密着性を高める透明な塗料です。刷毛などで塗装していきます。

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③コーキング充填

新しいコーキングを打ち込みます。

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④均し

打ち込んだコーキングは、美観のためにへらなどで均していきます。

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⑤乾燥

しっかりと乾燥させて完了です。上から塗装して保護します。

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まとめ

サイディングのお家のコーキングは、建物を維持するためにとても重要性の高い部分です。新築時のコーキングは、塗装などされておらず剥き出しの状態になっているので、紫外線や雨水に晒され劣化はどんどん進行していきます。外壁塗装を行う際には、必ず一緒に行いましょう。

 

 

記事をご覧頂き誠にありがとうございました。

これからも長野県上田市密着の外壁塗装専門店「サンテクペイント」を

よろしくお願い申し上げます。

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