錆止め塗料とは？
皆さま、こんにちは。
長野県松本市・上田市密着の外壁屋根塗装・リフォーム専門店 サンテクペイント です。
いつもサンテクペイントのブログをご覧いただきありがとうございます。 サンテクペイントは、松本市・上田市・東御市・安曇野市・塩尻市・佐久市を中心に、高品質＆低価格な外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理をご提供する専門店です。
はじめに
金属製の建物や設備を長持ちさせるために欠かせないのが錆止め塗料です。
金属は空気中の酸素や水分と反応して錆が発生しやすく、適切な防錆処理を施さなければ、劣化が進んで強度が劣化し、最悪の場合、部材が破損することもあります。
目次
錆止め塗装とは、金属の表面を保護し、錆の発生や進行を防ぐための塗料です。一般的にプライマー（下塗り塗料）として使用され、防錆成分が含まれているため、金属表面の酸化や腐食を防ぐ役割を果たします。門扉や手すり、シャッターや鉄柱など、金属が使われているところに使用します。
①金属の腐食を防ぐ
金属は酸素と水がある環境では酸化反応を起こし、錆が発生します。
錆止め塗料を塗ることで、金属表面をコーティングし、酸素や水分と接触しにくくすることで腐食を防ぎます。
②付着した錆の進行を抑える
一部の錆止め塗料には浸透型の成分が含まれており、すでに発生した錆に浸透して錆の進行を抑制する効果があります。
③上塗り塗料の密着性を向上させる
錆止め塗料は上塗り塗料の密着性を高める役割もあります。下地処理をしっかり行い、適切な錆止め塗料を塗ることで、仕上がりの耐久性が向上します。
錆止め塗料には主成分や溶剤の種類によって異なるタイプがあります。
① 主成分による分類
鉛系（有害のため現在はほぼ使用不）
➡昔は強力な防錆効果があったが、有害性が高いため現在は使用禁止
酸化鉄系（フェリック系）
➡一般的な錆止め塗料。耐久性があり価格も安い
亜鉛リッチ
➡防錆性能が非常に高く、工業用途などで使用される
クロム系（有害のため現在は使用制限あり）
➡高い防錆性能を持つが、有害性があるため制限が多い
リン酸亜鉛系
➡環境に優しく、一般住宅の塗装にも適している
② 溶剤の種類による分類
水性錆止め塗料
➡臭いが少なく環境に優しいが、耐久性がやや低い
溶剤（油性）系錆止め塗料
➡耐久性が高く防錆性能に優れるが、臭いが強い
③ 特殊機能を持つ錆止め塗料
変性エポキシ錆止め
➡強力な密着性を持ち、さまざまな金属に適用可能
浸透型錆止め
➡錆の上から塗れるタイプで、補修に適している
錆止め塗料の塗り方
正しく塗装しなければ錆止め効果は半減してしまいます。
以下の手順をしっかり守って施工しましょう。
① 下地処理（ケレン作業）
錆止め塗料を塗る前に、錆や汚れをしっかり除去することが重要です。
ケレン作業には4つのレベルがあります。
1種ケレン（ブラスト処理）… 重度の錆に対応
2種ケレン（電動工具使用）… 中程度の錆に対応
3種ケレン（手作業でのケレン）… 軽度の錆に対応
４種ケレン（清掃レベル）… 軽微な錆や汚れの除去
② 錆止め塗料の塗布
塗料の種類に応じて、刷毛・ローラー・スプレーガンを使用します。
③ 上塗りの塗装
錆止め塗料だけでは耐久性が不足するため、適切な上塗り塗料を塗ることで防錆効果を長持ちさせます。
錆止塗装は１度塗り、もしくは部分的に２度塗りするのが通常です。
たくさん塗り重ねても防錆効果高まりません。
塗膜の厚さが剥離の原因になる可能性もあるため、注意です。
錆止め塗料は金属の寿命を延ばすために必須の塗料です。
適切な種類を選び、正しい下地処理と施工を行うことが重要です。
塗装の品質を長持ちさせるために、専門業者に相談するのも一つの選択肢でしょう。
適切な錆止め塗料を選び、大切な建物や設備を守りましょう！
サンテクペイントでは現場調査～お見積り提出まで
です🌟
外壁・屋根塗装・リフォームをお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください😊
記事をご覧いただき誠にありがとうございました。
これからも長野県松本市・上田市密着の外壁塗装専門店「サンテクペイント」を
よろしくお願い申し上げます。
また、「サンテクペイント」では、松本市・上田市に限らず、安曇野市・塩尻市・佐久市・小諸市など、
長野県内の各地域へご訪問・ご対応をさせていただきます。
遠方にお住まいで店舗へのご来店が難しい方も、是非一度お気軽にご相談ください。
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